これまで取得不可能であった海域における観測データおよび陸域の面的な即時強震データを用いた統一的な解析により「揺れ」から「揺れ」を予測する新しいコンセプトの即時地震動予測技術・早期被害推定技術を開発し、誤報や見逃しの半減を実現します。 加えて、対応が難しい長周期地震動、異常震域、深発地震等を対象にした予測技術を開発するほか、信頼性の高い即時予測を行うための効率的・効果的な観測技術の開発を行います。
強い揺れが観測された周囲の領域には、いずれは、強い揺れが到来する、という事実に基づき、実測された強震動データのみを用いて、迅速かつ確実な地震動予測を行う手法を開発。赤は震度5弱以上が観測された領域、橙は震度4以上が観測された領域、緑はこれから強い揺れが到来すると予測された領域を表す。